現在も安定している美容師の就職

日本の女性がまだ日本髪を結っていた頃、「髪結いの亭主」という言葉がありました。
髪を結う職業の亭主を持つと安定した生活が送れるという意味で、それだけ収入が良かったということです。
日本髪を結うには意外と力が必要なため、昔は男の職業でした。
その頃の髪結いの職業が現在の美容師と言えるでしょう。
現在では特別収入が良い職業というイメージはありませんが、サロンを開業したり指名の多いカリスマ美容師ならかなりの高収入を見込めますから個人差が大きいと言えます。
現在でも美容師の就職は安定していて資格を取得したにも関わらず就職先がないということはほとんどありませんが、どのような美容師を目指すかによって就職するサロンを慎重に選ぶ必要があります。
たとえば将来的に都市部でサロンを開業し、カリスマ美容師を目指すなら最新のヘアスタイルの技術や知識を身につけられる大手の高級美容院に就職するのも良いでしょうし、地域に密着して安価にサービスを提供できる庶民のための美容師を目指すなら個人経営のこじんまりとした地元住民を多く顧客に持つサロンを選ぶのも良いでしょう。
結婚式用のヘアセットや正月、成人式用のヘアセットも学びたければホテル内の美容院に就職するという選択肢もあります。
それぞれに良さがありますが、ライバルの多い大型店の方が腕を磨き続けられるということは言えそうです。
英語圏(オーストラリア、ニュージーランド、カナダ)で永住権取得する一つの方法として、その国で必要とされる技術的な職業を経験するというのがあるが、美容師も十分その一つになりえる。
まあ、永住権のためには現地で仕事に就けなければだめなようなので、それについて考えてみる。
まず、美容師になるには専門学校に行く必要がある。
そこで技術や知識を身に着けて、実際に就職して実践を積み重ねる。
そして、日本での職業経験を生かして現地就職というのが、美容師の就職として最も無難だろう。
まあとにかく、何か技術を持っていたら大変有利になるのだが、私にとってはその前に日本の劣悪な労働環境に耐えられないだろう。
とくに、実際に海外で働いた人のコメントを読んでいると、美容師は休む暇がなくて体を壊した、みたいな話が多かった。
現地では、労働者の体調を一番に考えてくれるので、負担が大きく軽減したそうだ。
そういう人たちにとっては、今まで頑張ってきたご褒美をもらった気分だっただろう。
なにはともあれ、まともな労働環境を求めるのなら海外に出るしかない。
例えそれが美容師でなくたって、たとえ今現在フリーターでも、留学して技術を取得すれば十分チャンスがあると思っている。